高崎城

所 在 地  群馬県高崎市高松町 別 名  和田城
遺 構  櫓 門 堀 土塁 形 式  平城
築 城 者  井伊直政 築 城 年  慶長3年(1598)
歴 史 天正18年(1590)の小田原攻めの後に、関東に入部した徳川家康は、井伊直政を箕輪城に入れたが、慶長3年に和田城のあった地に井伊直政を写して高崎城を築城させた。
慶長6年(1601)に井伊直政は近江佐和山に移り、慶長9年(1604)に酒井家次が入封した。
元和2年(1616)に松平康長、元和3年に松平信吉、元和5年に安藤信重が入封し、さらに元禄8年(1695)に松平定輝、宝永7年(1710)に間部詮房が入封した。
享保2年(1717)に松平定輝が再度入封し、以後松平氏が明治維新まで在封した。
歴 代 城 主 井伊氏 酒井氏(5万石) 松平(戸田)氏(2万石) 松平(藤井)氏(5万石) 安藤氏(5.6万石) 松平(大河内)氏(5.2万石) 間部氏(5万石) 松平(大河内)氏(7.2万石)


乾櫓と東門


現地解説板の縄張り図

本丸を中心に二の丸と西の丸が囲み、その東側に三の丸が配置されている。
城域は官庁街や市街地となっているが、三の丸の堀の一部が残っており、さらに三の丸の大手門付近に、本丸乾櫓と三の丸東門が隣り合わせに移築されている。


三の丸の水掘 三の丸の土塁


三の丸に移築された本丸乾櫓 三の丸東門


 <アクセス>
高崎城の三の丸堀や、移築櫓・門は、JR高崎駅の西0.8kmにある。高崎駅の西口から大通りを直進すると間もなく水掘に達する。この堀に沿って北へ200m行くと櫓や門がある。駐車場はないので、近くのコンビニなどを利用する。(2014.10.27)