高根城

所 在 地 静岡県浜松市天竜区水窪町地頭方 別 名  
遺 構 曲輪 堀切 土塁 復元櫓・塀 形 式  山城
築 城 者  奥山氏 築 城 年 15世紀前半
歴 史 高根城は、国人領主の奥山氏によって、15世紀前半に築かれた。奥山氏は今川氏の支配下に入ったが、今川氏の没落により、武田氏の支配下に組み込まれた。高根城は武田氏の下で大きく改修され、現在の姿になった。
天正4年(1756)に遠江から武田氏の勢力が徳川家康により一掃されると、高根城も廃城となったとされる。
歴 代 城 主  奥山氏


三の曲輪 手前は堀切 二の曲輪と掘切


現地説明板の本曲輪の発掘図

櫓(井楼櫓)、掘立倉庫、主殿、大手及び搦め手の門、塀等が復元されている。


本曲輪に復元された櫓など 本曲輪の復元された大手門と塀


 <アクセス>
城跡の高根城公園は、飯田線「向市場」駅の南西約0.5km。国道152号線「水窪橋」信号を東に折れて町中に入る。鉄道の高架をくぐって200m先の三差路に高根城跡の案内矢印があり、狭い道に入って案内に沿って進むと、高根城公園の北側の駐車場に着く。あるいはここを通り過ぎて600m先に高根城公園へ入る林道があり、この林道を進むと高根城公園の南側の駐車場に着く。城跡までは南側の駐車場のほうが近い。(2019.06.25)