八木城

所 在 地  兵庫県養父市八鹿町八木 別 名  八木石の城
遺 構  曲輪 石垣 土塁 形 式 山城(標高330m、比高220m)
築 城 者  八木氏 築 城 年  室町期
歴 史 八木城は鎌倉時代から戦後時代まで活動した八木氏の本拠。八木氏は越前朝倉家の本家筋にあたり、鎌倉時代に殿屋敷、南北朝時代に八木土城、戦国時代に八木城を築いた。
八木氏は山名氏に属して、山名四天王に数えられたが、天正5年(1577)、八木城主・八木豊信は羽柴秀長に攻められ、降伏した。
天正8年(1580)、八木豊信は八木城から若桜城へと移り、天正13年(1585)、別所重棟が八木城主として入った。
慶長16年(1600)、2代目の別所吉治は関ヶ原合戦に際して西軍に与し、丹波由良へと転封となり、八木城は廃城となった。
歴 代 城 主 八木氏15代 別所氏2代(1.2万石-1.5万石)


本丸石垣 本丸石垣


  現地案内地図

山頂部の本丸を中心に、南東尾根沿いと、南尾根沿いに曲輪を放射状に配置する。
登山口から950mの山道を、約30分かけて登ると、八木城の本丸に着く。


本丸 本丸天守台


 <アクセス>
八木城跡は、北近畿豊岡自動車道「八鹿氷ノ山」ICの西約3km。「八鹿氷ノ山」ICから国道9号線に入り、西へ3km走る。「史跡八木城跡」の案内標識がある信号交差点を右(北)に入ると八木城への登山口。車の場合、この信号交差点を左(南)に入り、直ぐを右折する。150m先の右側に公民館前の広場があり、この広場が八木城登山客用の駐車場として指定されている。(2016.10.30)