庄院館

所 在 地  岡山県津山市庄院 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 形 式  館
築 城 者   築 城 年  鎌倉時代
歴 史 庄院館跡は、鎌倉時代から室町時代にかけての、美作の守護所と推定されている。
元弘2年(1332)、鎌倉幕府打倒に失敗して囚われた後醍醐天皇が隠岐へ配流される途中、美作守護館に宿泊した際、児島高徳が後醍醐天皇を奪還すべく侵入したが果たせなかったとの、太平記の記事で有名。
庄院館跡の中央部には、後醍醐天皇を正祀とし、児島高徳を配祀とする作楽神社が設けられている。
歴 代 城 主  


          館跡の広い敷地
館は方八十間といわれた広大なもの。発掘調査で井戸跡や建物柱穴等が見つかっている。
           土塁の跡
館跡の東・西・北の三方に500mに亘って残っている。


 <アクセス>
中国自動車道院庄ICの出入り口から西へ400mにある作楽神社を目指す。国道179号線の院庄インター出口の交差点を西へ入り、真っ直ぐの道を500m進むと、作楽神社の広い駐車場。(2012.05.28)

日本の城目次へ戻る