住吉城

所 在 地  佐賀県武雄市山内町宮野 別 名  
遺 構  曲輪 掘 土塁 形 式  山城
築 城 者  後藤氏 築 城 年  久寿元年(1154)
歴 史 住吉城は、中世に武雄地方を支配した後藤氏の居城であり、後藤助明により久寿元年に築城されたとされるが、詳細は不明。
後藤氏は住吉城と塚崎城の両方を拠点としたが、竜造寺氏から入った後藤家信のとき、天正14年(1586)住吉城を本拠とし、整備した。
慶長4年(1599)に住吉城は焼失し、塚崎城へ移転したことで、住吉城は廃城となった。
歴 代 城 主  後藤氏


土塁

現地解説板の縄張地図

変形五角形の主郭を中心とする館城。
周囲を堀と土塁で防御する。



 <アクセス>
JR佐世保線「三間坂」駅の北東約3.3km。県道45号線の「山中中学校」信号交差点を北へ折れ、2.7km先の「山内町野宿」信号の次の三差路を北へ右折する(「黒髪山」の標識に従う)。750m先の「黒髪山5.3km」の標識がある三差路を左折すると、石造の鳥居の前に広い駐車場がある。鳥居を潜って300mほどで城跡。(2018.05.31)