志波城

所 在 地 岩手県盛岡市上鹿妻五兵衛新田47-11 別 名  
遺 構 復元門 復元築地塀 復元建物 形 式  城柵
築 城 者  坂上田村麻呂 築 城 年  延暦22年(803)
歴 史 志波(しわ)城は、陸奥国北部経営の拠点として桓武天皇の命により、延暦22年に坂上田村麻呂によって造営された城柵。
陸奥国に造られた城柵のうち最も北に位置し、陸奥国府の多賀城に匹敵する規模であったが、雫石川の氾濫により、弘仁2年(811)頃に、文室綿麻呂(ぶんやのわたまろ)によって、10km南の徳丹城に機能が移転され、廃城となった。
歴 代 城 主 坂上田村麻呂 文室綿麻呂


外郭築地塀・南門・櫓 外郭南門


志波城古代公園として整備されている。
志波城の外郭は、一辺928mの外堀と一辺840mの築地塀で正方形に囲まれ、政庁は一辺150mの築地塀で囲まれる。これらの築地塀の一部、外郭南門と櫓、政庁南門・東門・西門が復元されており、さらに官衙建物も一棟復元されている。


政庁築地塀・南門 政庁内


 <アクセス>
志波城跡の志波城古代公園は、JR盛岡駅の南西3km。東北自動車道「盛岡IC」から国道45線に入り、「西バイパス北口」信号を南に折れる。2.6km先の「林崎」信号を南に折れ、1km先の信号交差点を西に右折する。0.5km先の北側に志波城古代公園案内所と駐車場がある。(2016.07.21)

日本の城目次へ戻る