白川城

所 在 地  福島県白河市館山堤ケ入 別 名  
遺 構  曲輪 堀切 形 式  山城
築 城 者  結城祐広 築 城 年  正応2年(1289)頃
歴 史 文治5年(1189)の奥州合戦の功により、結城朝光に白川地頭職が与えられ、結城白川氏は白川城を本拠地として支配した。
白川城の築城年ははっきりしないが、結城朝光の孫の祐広が正応2年(1289)頃に築城したとされる。
南北朝期には、白川宗広・親光父子が南朝方の奥州軍を率いて京周辺に遠征し、足利方と戦った。
戦国期に入って、永正年間(1504〜1520)に、白川結城氏の本城は白河小峰城に移り、その後に白川城は廃城になったものと推定される。
歴 代 城 主 結城(白川)氏


本丸跡 堀切


 <アクセス>
白川城跡は、JR白河駅の南東約2.4kmの位置。国道289号線を通る場合、南湖の南側を通過して300m程の交差点を北に折れる。信号を二つ越えた後、右側に白川城の案内標識があるので、この三叉路を右折する。500m程先の案内標識に従って、左の狭いオフロードに入る。このオフロードの400m程先の終点が城跡への入り口であり、駐車できるスペースもある。正面の階段を上がったところが本丸。(2013.06.12)