佐倉城

所 在 地  千葉県佐倉市鹿島 別 名  鹿島城 
遺 構 曲輪 水堀 空堀 土塁 櫓台 形 式  平山城
築 城 者  土井利勝 築 城 年 慶長15年(1610) 
歴 史 佐倉の地には、天文年間(1532-55)に千葉氏により築城が試みられたが、完成しなかった。
慶長15年に幕閣の土井利勝が入封し、翌年から7年をかけて佐倉城を竣工させた。
寛永3年(1633)、土井氏は移封となり、石川氏、次いで松平(形原)氏が入る。
寛永19年(1642)に堀田正盛が入封するが、万治3年(1660)に堀田正信が所領を没収され、松平(大給)氏、大久保氏、戸田氏、稲葉氏、松平(大給)氏が入封する。
延享3年(1746)、堀田正亮が入封し、以後、明治維新まで堀田氏が在封する。
歴 代 城 主 土井氏、石川氏、松平(形原)氏、堀田氏、松平(大給)氏、
大久保氏、戸田氏、稲葉氏、松平(大給)氏、堀田氏


本丸の土塁 本丸の二段の天守台
三層四階の天守位は文化10年(1813)に焼失


佐倉城址公園の案内図

佐倉城跡の主要部分は佐倉城址公園となっており、土塁、堀が比較的良好に残っており、角馬出、天守台などが復元されている。
また椎木曲輪には国立歴史民俗博物館が建てられている。


出丸と水掘 三の丸の空堀


 <アクセス>
佐倉城のある佐倉城址公園は、京成佐倉駅の西1km。「歴史博物館」信号を南に入り、道なりに進むと広い無料駐車場がある。城跡は駐車場からすぐ。(2015.12.11)

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