真田本城

所 在 地  長野県上田市真田町長 別 名  松尾城
遺 構  曲輪 土塁 形 式  山城
築 城 者  真田氏 築 城 年 天文年間(1532-55) 
歴 史 真田本城は、真田幸隆によって天文年間に築城されたと伝えられる。
真田幸隆は、天文10年(1541)に武田信虎・諏訪頼重・村上義清の侵攻により、主君の海野氏と共に真田の地から放逐されたが、武田信玄に属して天文20年(1551)に旧領に復した。
真田本城は、天正11年(1583)に本拠を上田城に移すまで、真田幸隆、信綱、昌幸三代の本城であった。
歴 代 城 主  真田氏


二の郭と本郭(奥) 本郭 奥は土塁


現地解説板の縄張り図

真田本城は戦時の詰の城であり、平時の政務機能は麓にある真田氏館に置かれた。
本郭、二の郭、三の郭を直線状に配置した連郭式山城である。主郭が10m×40m程度であり、規模は大きくない。


二の郭 三の郭


 <アクセス>
城跡は、JR上田駅の北東約8kmの地点。上信越自動車道の上田菅平ICの出口から国道144号線を4.5km北上した「荒井」交差点を東へ折れる。道なりに進んで「真田氏歴史館」を通り過ぎ、次の交差点を北へ折れる。1km先の右側に真田氏本城の標識があるので、右折する。あとは標識に従って進むと、城見学用の駐車場に着く。城跡は目の先。(2013.05.27)