佐土原城

所 在 地  宮崎県宮崎市佐土原上田島 別 名  鶴松城 田島之城
遺 構  曲輪 土塁 天守台 復元御殿 形 式  山城
築 城 者  田島氏 築 城 年 建武年間(1334-38)
歴 史 佐土原城は建武年間に伊東氏の一族の田島氏により築城されたのに始まるとされる。やがて伊東氏は田島氏を追い、城主となった。
天文6年(1537)に焼失した城跡地に、伊東義祐が佐土原城を築城した。
天正6年(1578)、島津氏は伊東氏を追い、島津家久が佐土原城に入った。
慶長5年(1600)の関ヶ原の後、佐土原城は一時、庄田三太夫に預けられるが、慶長8年(1603)に島津以久(ゆきひさ)佐土原が与えられ、佐土原城に入城した。
寛永2年(1625)、麓の二の丸に居館を移して政庁とし、明治新に至る。
歴 代 城 主 田島氏 伊東氏 島津氏 庄田氏 島津氏(3万石)


二の丸御殿を推定復元した鶴松館
(佐土原城址歴史資料館 無料)


 佐土原城縄張り図

佐土原城は鶴松山に築かれた山城であり、天守も建てられた。
平成30年10月の台風24号による崩落や倒木で入山禁止。残念。


 <アクセス>
東九州自動車道「西都」ICの南東約3km。「西都」ICからバイパスではなく旧道の国道219号線に入って南下し、2.3km先の突き当りを西に曲がる。800m先の「東春田」信号を南に折れると450m先に佐土原城址暦資料館の駐車場がある。(2018.10.25)