龍門寺城

所 在 地  福井県越前市本町 別 名  
遺 構  堀 土塁 形 式  平城
築 城 者  富田長将 築 城 年  天正元年(1573)
歴 史 龍門寺は鎌倉時代に創建された禅宗寺院であるが、天正元年に織田信長が朝倉氏を責める際に、織田軍の本陣とするために富田長将に龍門寺城を築城させた。朝倉氏の滅亡後、一向一揆を攻めるために羽柴秀吉や明智光秀らが再び龍門寺城に入った。
その後、織田信長は越前府中を佐々成政・前田利家・不破光治の府中三人衆に支配させ、龍門寺城には不破光治が入った。
天正13年(1585)、木村重玆が府中城に入り、龍門寺城の南隅に龍門寺を再興した。
歴 代 城 主  富田氏 不破氏


再興された龍門寺 堀跡の墓地と土塁の一部


 <アクセス>
龍門寺はJR武生駅の南西約0.7km。武生駅前から西に三つ目の信号を南に折れ、二つ目の信号(角にコンビニがある)を西に曲がる。すぐの路地を北に入ると、左側が龍門寺。短時間であれは寺の前に駐車できる。路地は狭いのでコンビニに車を置いて歩くのが無難。(2017.11.12)