黒田城

所 在 地 愛知県一宮市木曽川町黒田 別 名  
遺 構  なし 形 式  平城
築 城 者  後藤光正  築 城 年 明応年間(1492-1501)
歴 史 黒田城は、後藤光正によって明応年間に築城されたのに始まるとされる。
戦国時代に入り、天文年間に岩倉城を本拠とする織田伊勢守家の家老の山内盛豊が黒田城に城代となったが、山内盛豊は夜討にあって討たれた。山内一豊は天文14年(1545)に盛豊の三男として黒田城で生まれた。
黒田城には織田広良が城主として入るが、永禄5年(1562)に戦死した後、和田新助が城主となった。和田信助は天正2年(1574)に伊勢長島で討ち死にし、弟の和田貞教が城主となった。
天正10年(1582)に織田信長が本能寺で亡くなると、伊勢・尾張を領することになった織田信雄の家臣の沢井雄重が入城した。
天正18年(1590)の小田原北条攻めのあと、一柳監物が城主として入ったが、関ヶ原の合戦の功により伊勢神戸に移封となった。
歴 代 城 主 後藤氏 山内氏 織田氏 和田氏 沢井氏 一柳氏


       黒田城跡の記念施設     黒田城の石碑


 <アクセス>
黒田城跡は黒田小学校となっており、JR「木曽川駅」の南約400m。「木曽川駅」の西口を出て線路にそって南に行く。350m先を踏切と反対側に曲がると黒田小学校。黒田小学校の北東角(踏切の傍)に石碑等がある。(2019.10.05)