大鳥城

所 在 地  福島県福島市飯坂町館ノ山 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 堀 形 式  山城
築 城 者  佐藤氏 築 城 年  平安時代
歴 史 大鳥城は、源義経ゆかりの佐藤氏の居城。佐藤氏は平泉・藤原氏の一族であるが、治承4年(1180)に源頼朝が平氏打倒の挙兵をしたとき、奥州に滞在していた源義経は大鳥城の佐藤元治の子の継信、忠信兄弟を引き連れて馳せ参じた。
文治5年(1189)、源頼朝が平泉・藤原氏を滅ぼすため奥州に侵攻した際、大鳥城主・佐藤元治は迎え撃って討ち死にし、同年に大鳥城も落城した。
歴 代 城 主 佐藤氏


本丸跡 矢倉の跡の土塁


 <アクセス>
大鳥城跡のある館ノ山公園は、JR福島駅の北方約10km、福島交通飯坂線飯坂温泉駅の西約1.5kmの位置。東北自動車道福島飯坂ICから国道13号線に入って北上し、1.5km先の「飯坂町原」交差点を北に折れる。1.4km先の突き当りを左折して国道399号線に入り、トンネルをくぐった次の交差点を左へ折り返すように曲がる。公園への案内標識のある細い道へと右折し、さらに案内標識に従って右折すると、館ノ山公園へと入っていくことができる。山頂部の本丸の前に駐車場がある。(2013.06.13)