大館城

所 在 地  秋田県大館市中城 別 名  桂城
遺 構  水堀 石垣 土塁 形 式  平城
築 城 者  浅利勝頼 築 城 年  天文19年(1550)
歴 史 大館城は、浅利勝頼により天文19年に築城されたとされる。慶長3年(1598)に浅利氏が断絶したあと、豊臣政権下、秋田(安東)氏の支配下になった。
関ヶ原合戦後、秋田氏は常陸に移封となり、代わりに佐竹氏が慶長7年(1602)に入封した。大館城には小場氏(佐竹西氏)が入城し、秋田城の支城として存続した。
慶応4年(1868)、戊辰戦争の際に南部軍に攻められ、大館城は落城・焼失した。
歴 代 城 主 浅利氏 秋田氏 木場氏


内 濠


本丸の南から東にかけて二の丸を配し、西側に三の丸を配した縄張りの平城。本丸は桂城公園となっており、水堀、土塁、石垣の一部が残る。


本丸小中城門跡の石垣 本丸西の土塁


 <アクセス>
大館城跡の桂城公園は、JR奥羽本線大館駅の南南東約2km。大館市役所の北側。国道7号線の「大館市役所」信号交差点を東に進み、直ぐの三差路を北に入ると、桂城公園の入口。駐車場(発掘中)はないので、付近の市役所、武道館、体育館の駐車場を利用する。(2016.07.23)

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