岩神館

所 在 地  滋賀県高島市朽木岩神 別 名  朽木氏岩神館
遺 構  土塁 堀 庭園 形 式  居館
築 城 者  朽木氏 築 城 年  不明
歴 史 岩神館は、朽木谷の領主の朽木氏の居館。
享禄元年(1582)、室町幕府12代将軍・足利義晴は三好元長と抗争し、朽木稙長を頼って近江に下った。朽木氏は将軍御所として岩神館を提供し、足利義晴は享禄4年(1585)まで留まった。
天文20年(1551)から翌年、天文22年(1553)から永禄元年(1558)にも、13代将軍・足利義輝も京から下って岩神館に滞在している。このときに秀隣寺庭園が整備されたとされる。
歴 代 城 主  朽木氏


興聖寺本堂の右横、庭園の東側に残る土塁と空堀 旧秀隣寺庭園(国名勝)


現地解説板の岩神館遺跡測量図


 <アクセス>
岩神館跡は、道の駅「くつき新本陣」の北西0.8kmの興聖寺内にある。国道367号線沿いに興聖寺・秀隣寺庭園の駐車場の看板が立っているので駐車場に車を入れる。興聖寺は駐車場から上ってすぐ。拝観料(300円)を払って入るのが大人のマナー。(2022.04.20)