小川台場

所 在 地  新潟県佐渡市相川町小川 別 名  
遺 構  土塁 形 式  砲台
築 城 者  江戸幕府(佐渡奉行所) 築 城 年  嘉永3年(1850)
歴 史 江戸時代末期、異国船の襲来に備えて日本各地の沿岸に台場が築かれた。佐渡ヶ島においても60か所に台場があった。
文化5年(1808)に小川の「殿見崎」崖上に台場が造られたが、小さな大砲しか据えることができないので、嘉永3年(1850)、小川の「殿見崎」の北側の「原」に、一貫目玉の大砲を据えることができる台場を構築した。これが現在残る小川台場。
歴 代 城 主  


平面形は扇形であり、海側に土塁を築き、
内側の3 か所に大砲を乗せる平坦な砲台を設けている。


 <アクセス>
相川の市街地から尖閣湾へ向けて県道45号線を北上すると、左側に宿泊施設「ファミリーオ佐渡相川」へ入る道がある(小川台場の案内標識もある)。この道の突き当りが「ファミリーオ佐渡相川」であり、小川台場は「ファミリーオ佐渡相川」の裏手(海側)にある。「ファミリーオ佐渡相川」の前の駐車場を利用することができる。(2013.11.23)