御茶屋御殿

所 在 地  千葉県千葉市若葉区御殿町2549 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 堀 形 式  居館
築 城 者  土井利勝 築 城 年  慶長19年(1614)
歴 史 徳川家康は九十九里方面への鷹狩りのために土井利勝に命じて東金御成街道を造らせ、休息所や宿泊所としてこの街道沿いに御茶屋御殿が造営された。他に船橋御殿、東金御殿がある。
御茶屋御殿は徳川家康の死後、寛文年間(1661-72)に取り払われた。
歴 代 城 主 徳川氏


御殿敷地内 北側の虎口


現地解説板の地図

御殿跡は一辺約110mの方形。
周囲に幅約5mの薬研掘と、高さ約2.5mの土塁を廻らし、南北二か所に虎口が設けられていた。各虎口の内側には枡形土塁が構築されていた。


外周の堀跡 土塁


 <アクセス>
御殿跡は、JR千葉駅の東9kmの地点。国道126号線を東進し、「大草」信号交差点を北へと折れて県道53号線に入る。道なりに2.5kmほど先の「御殿入口」信号の三差路を南へ折れると、200mほど先の左手に広い空き地がある。この空き地に御殿の解説板が立っており、駐車することができる。御殿跡は空き地の奥(2015.12.11)

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