庭瀬城

所 在 地  岡山県岡山市北区庭瀬 別 名  芝場(こうげ)
遺 構  曲輪 堀 形 式  平城
築 城 者  三村元親 築 城 年  室町時代末
歴 史 庭瀬城は、備中松山城の三村元親により、備前の固めとして築城された。
その後、慶長7年(1602)に宇喜多氏の重臣であった戸川達安が関ヶ原の戦いの戦功により、立藩した。
戸川氏は4代で断絶し、天和3年(1683)に久世重之が入封した。
元禄6年(1693)、松平信通が入封した。
元禄12年(1699)、板倉重高が入封し、以後板倉氏が明治維新まで在封した。
歴 代 城 主 三村氏 戸川氏 久世氏(5万石) 松平(藤井)氏(3万石) 板倉氏(2万石)


大手門跡 清山神社と内堀



庭瀬城は、陣屋である。周囲を石垣と内堀が囲んでおり、内堀は現存する。
現在は大部分が住宅地となっているが、陣屋内に寛政5年(1793)に建立された清山神社が残っている。



 <アクセス>
 庭瀬城跡は、JR山陽本線庭瀬駅の西約0.4km。周囲は住宅地となっており、道路も入り込んでいてよそ者が車で進入するのは難しい。城跡の北300mほどの県道162号線沿いのコンビニに車を置いて、清山神社を目ざして歩くのがお勧め。(2013.10.27)