韮山役所

所 在 地  静岡県伊豆の国市韮山韮山1番地 別 名  
遺 構  屋敷 形 式  居館
築 城 者  江川氏 築 城 年  室町時代
歴 史 江川氏は清和源氏の流れをくみ、平安末期に伊豆韮山に定住したとされる。その後、鎌倉時代、室町時代と、伊豆の豪族として地盤を固めた。
明応2年(1493)に伊勢宗瑞(北条早雲)が伊豆を攻め取った際に、韮山城の地を提供して、北条氏の家臣となった。
江戸時代になって、伊豆が幕府の直轄地になると、江川氏は代官として韮山を統治することになり、明治時代に至るまで、江川氏が韮山代官を世襲した。
歴 代 城 主  江川氏


        役所跡  現在梅園となっている
韮山役所は、江川邸と同じ敷地にあり、その周囲に役人たちの住む長屋、番人小屋、厩、牢などがあって、これらが一体として代官役所として機能した


表門  元禄9年(1969)建築の薬医門 江川邸  原型の主屋は慶長5年(1600)建築


武器庫  幕末に建築 裏門  文政6年(1823)に建築


 <アクセス>
韮山役所跡のある江川邸は、伊豆箱根駿豆線・韮山駅の東1.3km。国道136号線の「八坂神社」交差点を韮山駅の方向へと折れる。踏切を越えて約1km先の左側に江川邸の案内標識のある交差点を直進し、横断歩道のある交差点を左へ折れて、次に横断歩道のある交差点を右折する。ここから300m先に観光用の駐車場があり、江川邸はこの駐車場の南側。(2014.306.09)