根 城

所 在 地 青森県八戸市大字根城字根城47 別 名  
遺 構  曲輪 堀 土塁 復元建物 形 式  平城
築 城 者  南部師行  築 城 年  建武元年(1334)
歴 史 元弘3年(1333)、北畠顕家は陸奥国司に任じられて下向し、国司代として南部師行が同行した。翌建武元年、南部師行は根城(ねじろ)を築いてここを拠点とした。
南部氏は多くの家系に分かれたが、根城の南部氏は根城南部氏(八戸南部氏・遠野南部氏)という。
豊臣秀吉の支配が陸奥に及ぶようになった戦国末期には、根城南部氏は盛岡城の南部氏宗家の家臣となっており、寛永4年(1627)に遠野へ領地替えとなった。以後、根城は廃城になった。
歴 代 城 主  根城南部氏


本 丸 本丸堀


現地解説板の地図

一段高い本丸の東に中館、沢里館、岡前館、東善寺館などを梯郭式に配置する。
「史跡根城の広場」として整備されており、本丸には多くの建物が復元されている。


主 殿 上馬屋


 <アクセス>
城跡の史跡根城の広場は、JR八戸駅の東2.5km。国道454号線の「前田」信号交差点を南に折れ、1.2km先の「馬場頭」信号交差点を東に折れて国道104号線に入る。次の「博物館入口」信号交差点を左(北)に折れるとすぐ左に博物館の駐車場がある。史跡根城の広場は駐車場の西側。(2016.07.21)

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