成羽陣屋
所 在 地 | 岡山県高梁市成羽町下原 | 別 名 | 成羽城 山崎氏御殿 |
遺 構 | 石垣 曲輪 土塁 堀 | 形 式 | 平城(陣屋) |
築 城 者 | 山崎家治 | 築 城 年 | 元和3年(1617) |
歴 史 | 元和3年(1617)に山崎家治が入封し、陣屋を置いた。 寛永16年(1639)に山崎家治に代わって水谷勝隆が入封し、新たに陣屋を築いたが、寛永19年(1642)に備中松山に転封となり、陣屋は廃される。 明暦元年(1655)、山崎家治の二男豊治が交代寄合として入封し、陣屋を拡張した。以後、山崎氏が明治維新まで在封する。 明治元年(1868)、高直しにより、山崎氏は大名に列する。 |
歴 代 城 主 | 山崎氏(3万石) 水谷氏(5万石) 山崎氏11代(5千石→1.3万石) |
大手門付近の石垣 |
現地解説板の図 成羽陣屋は、三村氏の居城鶴首城があった鶴首山の麓の根小屋の跡に、築かれている。陣屋は石垣と堀により囲まれており、北側に大手門、御作事門、御庫門の虎口があった。特に大手門は高麗門と櫓門からなる枡形門であり、陣屋とは思えない堅固さである。石垣が良好に残る。 |
大手門跡 | 御作事門跡 |
<アクセス> 高梁市成羽町の市街地の国道313号線沿いにある、成羽町美術館や成羽小学校の近辺が陣屋跡。美術館の駐車場を利用することができる。(2013.10.27) |