浪岡城

所 在 地  青森県青森市浪岡大字浪岡 別 名  
遺 構  曲輪 堀 土塁 形 式  平城
築 城 者  北畠顕義 築 城 年 長禄年間(1457-60) 
歴 史 浪岡城の歴史は明らかではないが、陸奥国司の北畠親房の子孫の北畠顕義により、長禄年間に築城されたとされる。浪岡北畠氏は浪岡城を拠点に、津軽地方一帯に勢力を張った。
永禄5年(1562)に河原御所の乱と呼ばれる内訌が起こり、浪岡北畠氏は没落した。
天正6年(1578)、津軽統一をめざす大浦(津軽)為信に攻められ、浪岡城は落城した。
歴 代 城 主  北畠氏


内館
城主が居住した本丸に相当
北館
家臣が住んで武家屋敷町をつくった


    現地解説板の地図
浪岡川の扇状丘陵地に造られた平城。
内館、北館、東館、西館など7つの曲輪を堀と中土塁で守る。中土塁により堀は二重堀となる。
城址公園として整備されている。


東館 館の間の中土塁


 <アクセス>
浪岡城跡は、JR浪岡駅の東北東約2km、東北自動車道「浪岡IC」の南2.5kmに位置する。「浪岡IC」から県道285号線に入って南下し、2.7km先の信号交差点を東に折れて県道27号線に入る。1.5km先の信号交差点を南に折れ、次の信号を直進すると右手に浪岡城址案内所の入口がある。案内所の前に駐車場がある。(2016.07.21)

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