永山城

所 在 地  大分県日田市丸山町 別 名  丸山城 月隈城
遺 構  曲輪 堀 石垣 形 式  平山城
築 城 者  小川光氏 築 城 年 慶長6年(1601) 
歴 史 小川光氏は関ヶ原の戦いで西軍から東軍に転じたにも拘わらず改易されたが、最終的には豊後国日田郡に封じられた。小川光氏は慶長6年に永山城を築いて居城とした。小川光氏は慶長15年(1610)に病死し、無嗣断絶となった。
元和2年(1616)、石川忠総が入封し、城と城下を整備した。寛永10年(1633)、石川忠総は下総国佐倉に移封となり、永山城は中津藩の預かりとなった。
寛永16年(1639)に日田は幕府直轄地となり、永山城を廃してその麓に日田代官所を置いた。
歴 代 城 主  小川氏(2万石) 石川氏(6万石) 


南側の堀 豆田町からの遠景

月隈山の山頂部に本丸、中腹に二ノ丸、山麓に三ノ丸を連郭式に配した縄張りの平山城。本丸跡に天守台とされる石垣が残るが、登山道の崩落により平成29年現在立ち入り禁止。城跡一帯は月隅公園となっている。


 <アクセス>
城跡の月隈公園は、大分自動車道「日田」ICの南西1km。「日田」ICを出て国道212号線を東に折れ、250m先の次の信号を南へ右折する。200m先の突き当りを左折すると、右側に月隈公園用の無料駐車場がある、(2017.04.16)