本佐倉城

所 在 地  千葉県印旛郡酒々井町 別 名  将門山城 
遺 構  曲輪 土塁 堀切 虎口 形 式  平山城
築 城 者  千葉輔胤 築 城 年 文明年間(1469-87)
歴 史 千葉氏は土着武士であり、3代千葉常胤のとき、源頼朝に従って戦功を挙げ、下総守護職に任じられた。
21代千葉輔胤のとき、本佐倉城を築城して、千葉氏の本拠を千葉城から移した。
戦国期に入ると千葉氏の権勢歯は衰え、後北条氏に従うようになった。天正18年(1580)の豊臣秀吉による小田原戦役の後、千葉氏は取り潰しになった。
土井利勝が佐倉に入り、元和3年(1617)に佐倉城を完成したことに伴い、本佐倉城は廃城となった。
歴 代 城 主  千葉氏


城山と奥ノ山の間の大堀切 東山虎口


現地解説板の地図

城山(T郭)、奥ノ山(U郭)、倉跡(V郭)、W郭、東山馬場(X郭)、東光寺ビョウ(Y郭)、セッテイ(Z郭)などからなる。


城山(T郭) 奥ノ山(U郭)


 <アクセス>
城跡は、京成本佐倉駅の南東約0.7km。国道296号線の「上本佐倉」信号を北へ入る(二股のうち右の細い一方通行の路地)。250m先の二股を右の細い道へと直進し、さらに150m先の三差路を右側へ直進する。あとは道なりに進んで突き当りを右折し、400mほど進むと左側に本佐倉城への案内標識がある。この道を入ると、駐車場にたどり着く。(2015.12.11)

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