望月城
所 在 地 | 滋賀県甲賀市甲南町杉谷 | 別 名 | |
遺 構 | 曲輪 土塁 虎口 空堀 | 形 式 | 平山城 |
築 城 者 | 望月氏 | 築 城 年 | 16世紀後半 |
歴 史 |
望月城は、甲賀武士団・甲賀五十三家の一つの望月氏の居城。望月氏は飯道山の修験道者を統括する神人ともいわれる。 |
歴 代 城 主 | 望月氏 |
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土橋と虎口 | 西面の土塁 約7mの高さは日本有数 |
近江国甲賀郡には甲賀五十三家といわれる土着武士団があり、それぞれ城郭を構えた。多くが小規模の単郭であるが、郡内に100か所以上あるといわれる。 望月城の主郭は40m四方の規模であり、甲賀郡では大きな部類に入る。虎口から曲輪内に入った正面の土塁は7mを数え、日本有数の高さを誇る。 |
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北面の土塁 | 土塁の頂部 |
<アクセス> 望月城跡は、新名神高速道路「甲南PA上り」の北西0.7kmの位置。杉谷集落の「杉谷南」信号交差点より一つ南の筋を西に入る。150m先の三叉路を左に折れ、直ぐの交差点を右に行くと、右手に住宅間の空き地がある。この空き地の奥に山へと入る細い坂道があり、この坂道を上がるとすぐに城跡に着く。駐車場はないので、集落外の道端に置く。(2016.02.11) |