南部藩モロラン陣屋

所 在 地  北海道室蘭市陣屋町2 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 堀 虎口 形 式  陣屋
築 城 者  南部藩 築 城 年
歴 史 南部藩は安政2年(1855)に、幕府から蝦夷地の警備を命じられ、箱館に元陣屋、室蘭に出張陣屋、長万部と砂原に分屯所を設けることになった。
モロラン陣屋は、安政3年(1856)に築かれ、南部藩士が駐留した。
明治元年(1868)、明治維新の戊辰戦争の混乱のなか、藩士は陣屋を焼き払って引き揚げた。
歴 代 城 主  南部藩


表門跡 裏門跡


 現地解説板の地図

一部が二重の土塁と、水掘及び空堀で囲まれた方形陣屋。海の方向の南面に表門、東面に裏門があった。


土塁と堀 土塁に囲まれた陣屋内


 <アクセス>
室蘭陣屋跡は道央自動車道「室蘭」ICの南西約2.4km。「室蘭」ICを下りて直進して道道127号線に入り、約1.2km先の「陣屋」方面への道路標識に従って左に入る。道なりに走ると市街地になるので、約1.2km直進すると右手に「民俗資料館 史跡南部藩陣屋跡」の標識が立っているのでここを右に折れる。突き当りの民俗資料館の前を右折して突き当りを左折すると、陣屋跡。道路脇に駐車可能であるが、民俗資料館の駐車場を利用することもできる。(2017.07.05)