森寺城

所 在 地  富山県氷見市森寺 別 名  湯山城
遺 構  曲輪 石垣 土塁 堀切 井戸 形 式  山城(標高162m)
築 城 者  畠山義統(はたけやまよしむね) 築 城 年  室町時代中期
歴 史 森寺城は、能登守護・畠山義統が、越中進出の拠点として室町時代中期(文明11年(1479)頃か)に築いた城と伝えられている。
森寺城は上杉氏、織田氏へと支配が変わったが、今の遺構は、天正年間(1573-92)に佐々成政によって改修されたものである。
歴 代 城 主 畠山氏 上杉氏 織田氏(柴田氏、佐々氏)


二の丸 右奥は本丸の土塁の石積み


森寺城は、阿尾川に沿った標高162mの御殿山に築城されている。
遺構は堀切、虎口、土塁が良好に残っており、二の丸の南と北の虎口に巨石を用いた石垣が明瞭にみられる。二ノ丸の東南部の一角に本丸が設けられており、二の丸と本丸を画する土塁に設けられた石積みが見もの。


二の丸 奥は本丸 本丸の土塁の石積み


二の丸の南虎口の石垣 堀切(牛ケ窪)


<アクセス>
国道160号線の「阿尾」交差点を北側へ折れて県道304号線に入り、2.5km先の「森寺」交差点を右折する。あとは、城の案内標識に沿って進むと、道の終点の駐車場に着く。二ノ丸・本丸へは駐車場から10分弱。「熊出没注意」の看板にちょっとビビる(2012.10.09)

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