茂別館

所 在 地  北海道北斗市矢不来131 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 空堀 形 式  山城
築 城 者  安東盛季 築 城 年  嘉吉3年(1443)
歴 史 茂別館(もべつたて)は、津軽十三湊の安東太郎盛季が南部氏との戦いに敗れて蝦夷地に渡り、嘉吉3年に築いたのに始まるとされる。道南十二館の一つ。
長禄元年(1457)のコシャマインの蜂起のときには、茂別館と上ノ国花沢館の2館だけが陥落を免れた。
歴 代 城 主  安東氏(下国氏)


土塁 堀跡


 <アクセス>
茂別館跡は、道南いさりび鉄道線「茂辺地」駅の北東約0.5kmの「矢不来天満宮」境内。箱館方面から国道228号線を西に進み、茂辺地川を越えた次の三叉路を北へと右折して市街地に入る。道なりに1kmほど進むと市街地を抜けて橋を渡り未舗装路になる。その先の左側に「矢不来天満宮」がある。神社の前に車一台のスペースがあるが、神社の前を通り抜けて裏側へ回ると駐車場がある。(2017.07.03)