水戸城

所 在 地  茨城県水戸市三の丸 別 名  馬場城 水府城
遺 構  曲輪 掘 土塁 門 形 式  平城
築 城 者  馬場資幹 築 城 年 建久元年(1190)
歴 史 水戸城は、建久9年に馬場資幹(すけもと)により築城された馬場城に始まるとされる。馬場氏はその職名から大掾氏を名乗り、室町中期まで勢力を維持した。
応永33年(1426)、江戸通房が水戸城を占拠し、大掾氏に替って江戸氏が支配した。
天正18年(1590)、佐竹義宣は小田原攻めの豊臣秀吉に従い、水戸城を攻めて落城させた。慶長7年(1602)、佐竹義宣は出羽久保田に移封となった。
慶長14年(1609)、徳川家康の11男の頼房が水戸城に入り、御三家のひとつの水戸徳川家を立てた。
歴 代 城 主 馬場(大掾)氏 江戸氏 佐竹氏 水戸徳川氏11代(25万石)


三の丸の空掘 本丸の堀切


本丸の東に東二の丸を配置し、本丸の西に二の丸及び三の丸を配置する。本丸と二の丸の間、二の丸と三の丸の間は巨大な堀切で隔離されている。弘道館は三の丸にある。


三の丸の土塁 薬医門(移築)


 <アクセス>
JR水戸駅の北側一帯が城跡。弘道館の東前の駐車場、茨城県三の丸庁舎の駐車場を利用。いずれも弘道館利用で無料。(2019.09.19)