三瀬砦

所 在 地 三重県多気郡大台町下三瀬字川之上 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 井戸 堀切 形 式  平城
築 城 者  三瀬氏 築 城 年  不明
歴 史 三瀬砦は、室町期〜戦国期にかけて築かれた城砦。城主と伝えられる三瀬氏は伊勢国司・北畠家の家臣として下三瀬を治めた。
永禄12年(1569)に織田信長が伊勢に侵攻した際に、北畠具教が戦った大河内合戦で三瀬氏は奮戦したといわれ、また北畠具教が上三瀬の三瀬館に隠棲した際にも守護したと伝えられる。
歴 代 城 主  三瀬氏


               東の主曲輪
東側の主曲輪と西側の副曲輪からなる。主曲輪は20m×14mの規模。周囲を土塁で囲み、井戸跡がある。


主曲輪の虎口 主曲輪の土塁(高さ約3mある)


 <アクセス>
紀勢自動車道・大台大宮ICを下りて国道42号線に入り、駅の道「奥伊勢おおだい」の前を通過し、ここから2km先の「下三瀬」信号を南へ折れる(「三瀬砦跡」の標識がある)。100m程先の突き当りを右に曲がって直ぐ左側に細い道があり、この道に入ると突き当りが三瀬砦跡。三瀬砦の解説板の横に駐車スペースがある。(2014.05.11)