久々利城

所 在 地  岐阜県可児市久々利 別 名  
遺 構  曲輪  形 式  山城
築 城 者  土岐康貞 築 城 年 14世紀後半
歴 史 久々利城は、美濃守護土岐氏の一族の土岐康貞により築城された。以後土岐久々氏は土岐三河守悪五郎を名乗った。
久々利氏は、天文17年(1548)に斎藤妙春を討って東美濃を支配した。永禄年間に織田信長が美濃を掌握すると、久々利氏は金山城に入った森可成に従うことになった。
天正10年(1582)の本能寺の変の後、美濃は不安定になり、久々利城は天正11年(1583)に金山城の森長可に攻められて落城した。
歴 代 城 主  土岐久々利氏


三の丸から見た二の丸と本丸


現地解説板の縄張図


桝形虎口 土塁


本丸 本丸の北側の堀切


 <アクセス>
名鉄「明智駅」の南東約4.5km。国道475号線から県道84号線に入り、「可児郷土資料館」の駐車場を利用する。城跡は「可児郷土資料館」の北東側。(2022.04.07)