大桑城

所 在 地  岐阜県山県市大桑 別 名  
遺 構  曲輪 石垣 堀切 井戸  形 式  山城(標高407.5m)
築 城 者  大桑又三郎 築 城 年 鎌倉時代(1250年頃)
歴 史 大桑(おおが)城は承久の乱の後に大桑又三郎により築城されたのに始まると伝わる。また明応5年(1496)に土岐定頼が改築して住んだ。
天文4年(1535)、土岐氏の最後の美濃守護・土岐頼芸(よりあき/よりのり)は、長良川の水害で廃絶した広枝館から守護所を大桑城に移した。
守護・土岐頼芸は守護代・斎藤道三と対立し、天文11年(1542)に大桑城は斎藤道三に攻められた。天文16年(1547)に斎藤道三に再び攻められ、大桑城は落城し土岐頼芸は落ち延びた。
歴 代 城 主 大桑氏 土岐氏


山頂の主郭部に設置されたミニ天守


現地解説板の縄張り図


石垣 天守台


 <アクセス>
大桑城跡のある古城山は、東海環状自動車道・山県ICの北方約6.5km。登山口は2か所あるが、「はじかみ林道登山口」から山頂まで20分なのでこちらがお勧め。国道418号線から県道200号線に至って「はじかみ林道」に入ることができる。10台分の駐車場とトイレ有り。(2022.04.06)