桜城

所 在 地  愛知県豊田市元城町1 別 名  挙母城
遺 構  櫓台石垣 形 式  平城
築 城 者  三宅康長 築 城 年 慶長19年(1614) 
歴 史 関ヶ原の戦いの後に入封した三宅康長は、荒廃していた金谷城に替えて、慶長19年に桜城を築城した。寛文4年(1664)に三宅氏は田原に移封となり、桜城は一時廃城となった。
寛延2年(1749)、内藤政苗が入封し、宝暦6年(1756)より桜城の改修が開始されたが、矢作川の氾濫により工事は中止され、天明元年(1781)に桜城の南西1kmの高台に新城が築かれた。これが挙母城(七州城)であり、桜城は放棄された。
歴 代 城 主  三宅氏 内藤氏


遺構として、桜城址公園に隅櫓台の石垣が残る。石垣もビル工事の際に発見されたが、保存されていない。


 <アクセス>
城址公園は、名鉄三河線「豊田市駅」の南東約0.4kmの地点。豊田市役所から東へ300mの「元城町2丁目」交差点を北へ入り、次の「元城町1丁目」交差点をさらに北へ行くとすぐ右側に、櫓台石垣が鎮座する城址公園がある。駐車場はないので、近くのコンビニなどを利用する。(2014.06.29)