亀山城

所 在 地  愛知県新城市作手清岳 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 空堀 虎口 形 式  山城
築 城 者  奥平貞俊 築 城 年  応永31年(1424)
歴 史 上野国から作手に移住し、水尻城に居住した奥平貞俊は、応永31年に亀山城を築いて拠点を移した。以後、奥平氏は亀山城を居城とし、今川氏、次いで徳川氏に属した。元亀年間には三河に侵入した武田信玄に従った。
天正元年(1573)、当主の奥平貞昌(のち信昌)は徳川に帰参し、亀山城を離れて長篠城に入り、武田勝頼を迎え撃った。
慶長7年(1602)、奥平信昌の四男の松平忠明が1.7万石で亀山城主として入ったが、慶長15年(1610)に伊勢亀山に移封となり、亀山城は廃城となった。
歴 代 城 主  奥平氏 松平氏


本丸 本丸の大手虎口


現地解説板の図

本丸、二の丸、東曲輪、西曲輪などからなり、各曲輪は土塁で囲まれている。
城跡は良好に整備されており、気持ちよく見学することができる。


本丸南の土塁 本丸の南側の空堀


 <アクセス>
新城市と豊田市を山間部で結ぶ国道301号線沿いの道の駅「つくで手作り村」を目指す。亀山城跡は、この「つくで手作り村」の北側に隣接する。国道301号線から「つくで手作り村」の北側の小路に入ると、第2駐車場の手前に亀山城跡の入り口がある。(2014.06.29)