松平氏館

所 在 地  愛知県豊田市松平町赤原 別 名  
遺 構  石垣 堀 馬場 井戸 形 式  館
築 城 者  在原信盛 築 城 年  弘安年間(1278-87)
歴 史 松平郷は公家の在原信盛により弘安年間(1278-87)に開拓され、この地に屋敷を構えたとされる。
14世紀の末に、諸国を流浪した徳阿弥が在原氏の血筋を引く松平氏の客人となり、還俗して婿養子となって、松平親氏と名乗った。松平親氏は徳川松平氏の始祖。
松平郷は、二代泰親の二男信広に譲られ、信弘は松平郷松平太郎左衛門家の祖となり、子孫は交代寄合旗本となった。
関ヶ原の戦いの後、現存する石垣や堀が築かれ、徳川家康の死後、松平氏館の敷地に松平東照宮が勧進された。
歴 代 城 主 在原氏 松平氏


館跡は松平東照宮の境内になっている 徳川家康の産湯に使ったとされる井戸


<アクセス>
国道301号線を「九久平町」信号で東に折れるように進み、約4km程先の左手に「松平郷」の大きな看板がある。ここを左折して400m程で、松平郷観光用の駐車場に着く。松平氏館があった松平東照宮は駐車場からすぐ。(2013.10.06)