増島城

所 在 地  岐阜県飛騨市古川町片原町 別 名  
遺 構  石垣 堀 形 式  平城
築 城 者  金森可重 築 城 年  天正17年(1589)
歴 史 天正13年(1585)、金森長近は飛騨平定の功により、豊臣秀吉から飛騨を与えら、高山城を居城とした。
金森長近の養子・可重(ありしげ)は荒城(あらき)郷一万石を与えられ、増島城を築いた。金森長近の跡を継いで可重が高山城に移ったあと、長男の重近が増島城主となった。
元和元年(1615)の一国一城令により、城名を廃止して古川旅館と改称し、金森家の別邸として使用された。
元禄5年(1692)に金森氏が出羽上山に移封され、飛騨が天領になった後、元禄8年(1695)に幕府の命令により、破却された。
歴 代 城 主  金森氏


増島城は、水掘を備えた飛騨で唯一の平城とされる。


側面の石垣 林昌寺に移築された城門


 <アクセス>
増島城跡は、増島天満神社となっており、JR飛騨古川駅の南東300mの位置にある。JR飛騨古川駅の前の道を線路の南側に沿って南東へ300m行くと、古川小学校がある。その手前の堀と石垣が増島城。JR飛騨古川駅の北側にある広い公共無料駐車場を利用することができる。移築城門のある林昌寺は、増島城跡の南東300m。(2013.05.13)

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