鞍谷御所

所 在 地  福井県越前市池泉町 別 名  鞍谷館
遺 構  土塁 空堀 水堀 形 式  居館
築 城 者  足利嗣俊 築 城 年  室町時代
歴 史 室町4代将軍足利義持の弟の足利義嗣は、足利義持と不和になって殺害された。足利義嗣の子の足利嗣俊は越前に逃れ、味真野に住して鞍谷殿と称し、鞍谷御所と称された。
鞍谷氏は越前守護斯波氏に庇護されたが、朝倉氏が越前を実行支配するようになると、鞍谷氏は朝倉氏の客将として遇された。
朝倉氏が滅亡した後は、小丸城の佐々成政と臣従関係を結んだとされる。
歴 代 城 主  鞍谷氏


鞍谷御所跡の味真野神社


鞍谷御所の一部は味真野神社となっている。神社の北、西、南を囲むように土塁が残っており、北と西の土塁の外側に空堀が、南の土塁の外側に水堀がある。


北側の土塁と空堀 南側の土塁


 <アクセス>
鞍谷御所跡の味真野神社は、北陸自動車道「武生IC」の南東約3.5km。「武生IC」を下りて県道262号線に入り、東へ3km進み、「万葉菊花園・越前の里」の標識がある交差点を南に折れる。道なりに1.7km進んだ先の突き当りを右折するとすぐ左側に味真野神社がある。神社の手前を南に入ると越前の里の駐車場があるので、ここを利用する。(2017.11.12)