小山城
所 在 地 | 静岡県榛原郡吉田町片岡字能満寺山 | 別 名 | |
遺 構 | 曲輪 堀 土塁 | 形 式 | 平山城 |
築 城 者 | 馬場信房 | 築 城 年 | 元亀2年(1571) |
歴 史 | 小山城は、駿河守護・今川氏によって築かれた砦が前身とされるが、今川氏が没落した後、武田氏と徳川氏の争奪の場となり、元亀2年に武田信玄の命により、馬場美濃守信房が本格的な築城をした。 同年に大熊長秀が城主として入り、小山城は遠江における武田氏の拠点となった。 天正9年(1581)、高天神城が徳川家康により攻略されると、小山城は孤立し、翌天正10年(1582)、城兵は城に火を放って甲斐へ退去した。 |
歴 代 城 主 | 武田氏 |
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三重堀の一つ | 三日月堀と丸馬出し(復元) |
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能満寺公園となっている城跡の案内図 小山城は舌状台地の先端部に築かれた平山城。 三日月形の三重堀が現存しており、三日月堀と丸馬出しが復元されている。 犬山城天守をモデルとした展望台が建てられている。 |
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本曲輪 | 二の曲輪に天守風展望台が建つ |
<アクセス> 小山城跡の能満寺公園は、東名高速道路吉田ICの南東約2kmの地点。吉田ICを下りて県道34号線を南下し、約1km先の神戸南信号を左折する。0.3km程先に小山城の案内看板があるので、次の信号を右折すると、すぐ右側に無料駐車場がある。城跡の公園へは能満寺の境内を通り抜けてすぐ。(2014.06.08) |