小机城

所 在 地 神奈川県横浜市港北区小机町 別 名 飯田城 根古谷城
遺 構  曲輪 空掘 土塁 櫓台 形 式  平山城
築 城 者  不明 築 城 年  不明
歴 史 小机城の築城については不明であるが、関東管領上杉氏によるものとされる。
文明8年(1476)に山内上杉氏の守護代長尾景春が反乱を起こした際に、長尾方の矢野兵庫助が戸机城に立て籠もって、上杉方の太田道灌と戦ったが、落城し廃城となった。
大永4年(1524)に北条氏堯が再興し、北条氏の有力支城となったが、天正18年(1590)に豊臣秀吉により北条氏が滅ぼされると小机城は廃城となった。
歴 代 城 主 上杉氏 矢野氏 北条氏


本丸 右奥は土塁 本丸南の空掘


現地解説板の縄張図

小机城址市民の森として整備されており、本丸・二の丸の曲輪や空掘が良好に「残る。


二の丸 右奥は櫓台 本丸と二の丸の間の空掘


 <アクセス>
JR横浜線「小机駅」の北西約0.5kmの小山が小机城址市民の森。駐車場はないので小机駅の北側にある数個所の有料駐車場を利用する。小机駅の北側の道を西へ道なりに歩くと小机城址市民の森への道案内があるのでそれに従う。山へ入口は南側の住宅地にある。(2019.05.28)