小丸山城

所 在 地  石川県七尾市馬出町 別 名  
遺 構  曲輪 空堀 形 式  平山城
築 城 者  前田利家 築 城 年  天正10年(1582)
歴 史 天正9年(1581)、前田利家は織田信長より能登一国を与えられ、七尾城に入城するが、翌天正10年(1581)に、小丸山城を築いて移った。
前田利家は天正11年(1582)に金沢城に移り、兄の前田安勝を小丸山城主とした。前田安勝は、畠山旧臣で織田家に降った長連龍を城代として置いた。
慶長2年(1597)前田利家の二男の利正に能登の一部が与えられ、小丸山城主となった。
元和2年(1616)、一国一城令により、小丸山城は廃城となった。
歴 代 城 主 前田利家 前田安勝


本丸跡 天性丸跡


現地説明版の絵地図

本丸と天性丸と宮丸とからなり、それぞれ空堀や堀切で区画されていた。

現在、城跡は小丸山公園となっているが、遺構は殆ど残っていない。


 <アクセス>
JR七尾駅の駅前を横切る国道249号線の「小丸山公園下」交差点を北側へ入る。次の十字路の手前の左側に小丸山公園用の駐車場がある。駐車場は数台程度しか停めることができないので注意。この駐車場の裏手に、城跡の小丸山公園への入り口がある。(2012.10.09)

日本の城目次へ戻る