北畠氏館

所 在 地  三重県津市美杉町上多気 別 名  多気御所
遺 構  曲輪 庭園 形 式  居館
築 城 者  北畠顕能 築 城 年  興国3年(1342)
歴 史 北畠氏は、南北朝時代に伊勢国に入り、多気を拠点に伊勢国を支配した。北畠氏館は、霧山城の麓の居館として構えられ、戦国時代まで機能した。
天正4年(1576)、霧山城が織田方の軍勢に攻められ落城した際に、北畠館も焼失した。
歴 代 城 主  北畠氏


           北畠氏館跡庭園
北畠晴具の時代、享禄3年(1530)に管領・細川高国によって造られた庭園とされる。


現地解説板の地図

北畠氏館は、霧山城の山裾に営まれ、周囲に城下町が形成された。
館の背後に、霧山城への登城路の途中位置において詰城があった。
館跡は、北畠神社となっている。


居館の礎石建物の敷地 居館背後の詰城


 <アクセス>
伊勢自動車道・松阪ICを下りて県道59号線を南下し、国道166号線に入ってさらに南下する。「粥見赤滝」交差点で国道368号線に入って西進する。道の駅美杉を越えた次の十字路を右折すると1km先に北畠神社がある。北畠神社が居館跡であり、神社の手前に広い無料駐車場がある。(2014.05.11)