八幡山城

所 在 地  和歌山県西牟禮郡白浜町矢田 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 横堀 堀切 切岸 虎口 形 式  山城
築 城 者  安宅定俊 築 城 年  16世紀初め
歴 史 八幡山城の築城年は定かではないが、安宅定俊によって戦国時代中期に、安宅本城の北の詰城として築かれたといわれる。
現在残る遺構は、戦国時代末期の天正13年(1585)頃に整備されたものと考えられている。
歴 代 城 主  安宅氏


一の曲輪の土塁 二の曲輪の土塁と石積


現地解説板の図

海抜83m(比高70m)の山頂に築かれている。一の曲輪(主郭)と二の曲輪、三の曲輪からなる。
土塁・横堀・堀切の保存度合は良好。


二の曲輪の下の横堀 二の曲輪と三の曲輪の間の堀切


 <アクセス>
国道42号線から日置川北側の県道37号線へと入り、1.5km北上して安宅橋を渡る。安宅橋を渡った突き当りを左折し、JR線路を跨ぐ陸橋を越えて直ぐを折り返すように右折する。左側に八幡神社があり、陸橋の下に神社参拝者用の駐車場がある。城跡への入り口は、八幡神社の横(駐車場の前)。山道を歩いて数分で城跡に着く。(2014.03.25)