勝本城

所 在 地  長崎県壱岐市勝本町坂本触 別 名  風本城 武末城
遺 構  石垣 曲輪 形 式  山城(海抜79m)
築 城 者  松浦鎮信 築 城 年  天正19年(1591) 
歴 史 勝本城は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際の兵站のための城として築城された。
壱岐領主である平戸城主の松浦鎮信が、秀吉の命を受けて天正19年(1591)に築城した。城には城蕃として本多因幡守が在住したという。
慶長3年(1598)に秀吉が死去し、朝鮮から撤兵すると、勝本城の建物は撤去され、廃城となった。
歴 代 城 主  松浦氏 本多氏


枡型の虎口  対馬に向けて開いているという


勝本城は、勝本港を北に見下ろす城山(79m)の山頂部に築かれている。兵站基地としての城であるので、規模は大きくない。
城跡は現在、城山公園になっている。石垣がしっかりと残っている。


東面の石垣 主郭から北方の眺望 勝本港


 <アクセス>
城跡のある城山は、壱岐市勝本町の南西の外れ。国道382号線の壱岐市役所支所の南側の三差路を西へ入り、すぐ右の坂を上がると、城山公園の駐車場に入る。(2012.10.29)


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