金森城

所 在 地  滋賀県守山市金森町 別 名  
遺 構  土塁 掘 形 式  城郭寺院
築 城 者  不明 築 城 年  不明
歴 史 近江・金森(かねがもり)の地は、寛正6年(1465)に京都を追われた本願寺8世蓮如が依ったところであり、江南における浄土真宗の拠点であった。
元亀元年(1570)に始まる織田信長の石山合戦に際して、石山本願寺から坊官の川那辺秀政が送り込まれ、金森、三宅を中心に一向一揆が蜂起し、金森合戦が起こった。
翌元亀2年に織田軍の攻撃により一揆は降伏し、さらにその翌元亀3年に再度蜂起するが、信長に起請文を差し出して、一揆は解体された。
歴 代 城 主  門徒


善立寺の南側の石碑 堀跡の水路


金森城は、真宗寺院の善立寺、因宗寺、金森御坊を中心に、これらを堀と土塁で囲んで城郭化したものであり、現在、遺構は殆どないが、金森集落内の水路が堀跡とされる。


 <アクセス>
JR守山駅の西北西1.5kmの地点。国道8号線の「宅屋」交差点を西に折れ、3.2km先の「古高町」交差点を右折する。0.5km先の「金森町」交差点を左折して、200m先の路地を左へ入ると、すぐ善立寺、因宗寺、金森御坊がある。集落内なので路が狭く駐車することは難しい。「古高町」交差点のスーパーに車を置いて歩くのがよいかも。(2015.08.23)

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