蒲原城

所 在 地  静岡県静岡市清水区蒲原 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 空堀 形 式  山城
築 城 者  不明 築 城 年  室町時代前期
歴 史 蒲原城は、今川氏が駿河守護として入国した後に、今川氏の一族により築城されたとされるが、詳細は不明。特定の城主はなく、城代や城番が置かれた。
永禄12年(1569)、武田氏の駿河侵攻により落城し、武田氏の支配に移った。
天正10年(1582)、徳川氏に攻められて落城し、天正18年(1590)の小田原合戦の後に廃城となった。
歴 代 城 主  今川氏 武田氏 徳川氏


主郭南曲輪 南曲輪からの眺望


現地解説板の鳥瞰図

山頂部の主曲輪群、南尾根の二の曲輪群、南麓の大手曲輪群、東尾根の東曲輪群からなる。
主曲輪の南曲輪と北曲輪は、調査・整備されたようであるが、現在は荒れており、雑草に覆われている。


主郭北曲輪(善福寺曲輪) 北曲輪からの眺望


 <アクセス>
城跡は、JR新蒲原駅の北東約0.8kmの地点。新蒲原駅の北側を横切る県道396号線の、新蒲原駅前から西に250mの二つ目の信号を北に入る。まもなくS字カーブにかかるが、このカーブの坂を越えてから300m先の左側に、蒲原城の看板が立っている。この看板の側へ折れると、すぐ左に駐車場ある。城跡へは、この駐車場から歩いて数分。(2014.06.08)