カムイチャシ

所 在 地  北海道虻田郡豊浦町礼文華 別 名  
遺 構  曲輪 堀切 形 式  丘先式チャシ
築 城 者  不明 築 城 年  不明
歴 史 チャシとは、アイヌ語で木柵で囲った施設の意味であり、アイヌの館や砦をいう。その形態は先丘式、面崖式、丘頂式、平地式、孤島式に分類されるが、カムイチャシは先丘式。
カムイチャシは神の館・砦を意味するが、つぶて石が発見されているので、戦闘用の砦として造られたと考えられている。
歴 代 城 主  不明


堀切より向こうがチャシ跡 岬の先端部がチャシ跡


 <アクセス>
チャシ跡はカムイチャシ史跡公園として整備されており、JR室蘭本線「礼文」駅の西約2km。「礼文」駅の南側の道道608号線を東に2km走り、トンネルを抜けると、次のトンネルの手前にカムイチャシ史跡公園の看板が立つ。チャシ跡は看板付近からトンネルの上に登ってすぐ。道沿いに駐車場がある。(2017.07.04)