景石城

所 在 地  鳥取県鳥取市用瀬町用瀬 別 名  磯部城
遺 構  曲輪 石垣 堀切 竪掘 形 式  山城
築 城 者  用瀬氏 築 城 年  南北朝期
歴 史 築城の経緯は明らかでないが、南北朝期に国人領主の用瀬氏により築城されたのに始まるとされる。
その後、山名氏の支配するところとなったが、天正8年(1580)に羽柴秀吉の鳥取城攻めの際に、磯部豊直に占拠させた。山名氏に一時的に奪還されたが、再度磯部豊直が城主となった。
慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いに際して磯部氏は西軍に味方をして改易され、景石城は山崎家盛の持ち城になった。
景石城の廃城の時期は、一国一条令の元和元年(1615)と、山崎氏が転封された元和3年(1615)の2説がある。
歴 代 城 主  用瀬氏 山名氏 磯部氏


本丸石垣


本丸 堀切


 <アクセス>
JR因美線「用瀬駅」の東約1km。国道53号線から用瀬の町に入り、鳥取市用瀬町総合支所の南側を東に進む。突き当りの三差路を左折し、用瀬保育園の前を通って道なりに650m進み、景石城の案内表示のある細い道へと右折する。300m先に駐車場があり、城跡への登山口は駐車場のすぐそば。山頂の主郭まで山道を約20分。(2016.10.31)