蕪丸城

所 在 地  兵庫県篠山市殿町 別 名  奥谷城
遺 構  曲輪 堀切 形 式  山城
築 城 者  波多野植通(元清) 築 城 年  永正年間(1504-21)
歴 史 室町中期に波多野清秀が石見国から上京し、室町幕府管領・細川勝元に仕えて応仁の乱で戦功を挙げ、多紀郡を与えられた。
蕪丸城は、永正年間に、清秀の子の植通(元清)により、高城山の尾根の先端部築かれた。
その後、高城山の山頂部に八上城が本城として築かれ、蕪丸城はその根城的な役割で使用された。
歴 代 城 主  波多野氏


山頂部が八上城 尾根の右端が蕪丸城 曲輪


 <アクセス>
蕪丸城は、八上城が山頂部にある高城山の南西尾根の先端部にある。「丹南篠山口IC」を下りて県道306号線に入り、東へ直進する。6km先の「八上下」信号を右折し、次の交差点を左折する。橋を越えてそのまま直進し、集落内を700m程進むと左側に城跡の説明板がある。城跡へはここから山に入る。説明板の横に車一台分のスペースがあるが、手前200mの殿町公民館にも駐車可能。八上城に行った帰りに、片道15分で足を延ばして立ち寄るのもよし。(2015.11.29)

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