長浜城

所 在 地  静岡県沼津市内浦長浜 別 名  
遺 構  曲輪 土塁 堀切 石垣 形 式  平山城
築 城 者  北条氏 築 城 年  天正7年(1579)頃
歴 史 長浜城の歴史ははっきりしないが、武田氏の駿河侵攻に対抗するために、北条氏によって築城され、北条氏の水軍の将の梶原氏が配置された。
天正18年(1590)の豊臣秀吉による小田原攻めの際に、北条氏の将が長浜城に籠城したが、小田原城の北条氏の降伏に伴って、長浜城も開城したとみられる。
歴 代 城 主  北条氏


第一曲輪 第一曲輪からの眺望


   現地解説板の地図
発端丈山から延びる尾根が内浦湾に半島状に突き出ており、長浜城はこの尾根先端部に築かれている。内浦湾に突き出る三方は急傾斜で海に接しており、水軍城として最適の立地である。最頂部の第一曲輪から堀切等を介して第四曲輪まで連なるが、各曲輪は小さい。
現在、城址公園として大変整備されている。


第二曲輪 第三曲輪と第四曲輪の間の堀切


 <アクセス>
長浜城跡は、JR沼津駅の南約10kmの地点。沼津市内からであれば、国道414号線を南下して海沿いに走り、「口野放水路」交差点を右折して県道17号線に入る。さらに海沿いに走ると、伊豆・三津シーパラダイスを通り越して600m先の右側に長浜釣堀観光センターがある。この釣堀のほうへ入っていくと、左側が城跡のある小山。長浜城見学の車は駐車料無料。(2014.06.09)