伊豆木陣屋

所 在 地  長野県飯田市伊豆木3942-1 別 名  
遺 構  石垣 書院 形 式  陣屋
築 城 者  小笠原長巨 築 城 年 慶長6年(1601)
歴 史 伊豆木陣屋は、交代寄合旗本小笠原氏の陣屋。
慶長5年(1600)、小笠原長巨(ながなお)は徳川家康から秣料として千石が与えられ、翌慶長6年に伊豆木に屋敷を構えて居住した。この屋敷が伊豆木陣屋。
伊豆木陣屋は小規模な城郭の構えであったが、明治5年に帰農する際に書院と石垣を残して取り払われた。
歴 代 城 主  小笠原氏11代


大手御門の桝形の石垣


明治5年の伊豆木陣屋の構え
(現地解説板に掲示)

現存する書院は寛永初期(1624-34)に建設されたもので、重要文化財。


唯一現存する建物の書院
懸造り、唐破風の玄関  管理人さんが1時間にわたって案内して詳しく説明してくれる


 <アクセス>
三遠南信自動車道「天竜峡IC」の北西1.7km。「天竜峡IC」から出て「天竜峡インター入口」信号を左折し、自動車道の下を潜って直ぐを右折する。1km先の三差路を右折し、道なりに1.4km進むと、左側に「小笠原資料館」の看板が立っている。この交差点を左へ入ってすぐ右側に、陣屋跡への入口がある。陣屋用の駐車場は、この交差点を直進して通り過ぎた右側にある。(2018.04.01)